授業中のオフザケ

物理の授業は後ろの席なので、たまにふざけてもあまりバレなかったり、そんな一コマ。



俺「クイズ!べるおねあ!!」
友「何だよベルオネアって」
俺「気にしない気にしない。それでは奥さん、次は10万円の問題です」
友「俺は奥さんじゃねーだろ」
俺「気にしちゃだめだってば、それでは・・・
紅茶のカップ乗せとしてよく見る皿、あれは『ソーサー』という名前なのですが、ヨーロッパの大衆に紅茶が受け入れられた頃、ある使われ方が流行します。それは次のうちどれ?

A・ミルクや角砂糖を乗せる受け皿
B・紅茶を注いで冷ましてから飲む
C・喫茶店での手盆代わり
D・こぼした紅茶を受ける受け皿
・・・」


この間、友達は「あーこれ聞いたなー」とか「あれ、何だっけ・・・」とか言うがコレでもみののものまねをしてるつもりだ。一貫して無視を決め込み微妙な表情を浮かべる。


友「じゃあ○○で!」
俺「○○、ファイナルアンサー?」


そう、この一言を言いたかった。この時友はあーでもないこーでもないと一人で唸っていたが、観念して○○に。俺はダンマリを貫く。


友「ファイナルアンサー」
俺「では、この5万円にはもう戻れません・・・」


そう言ってメモ代わりのルーズリーフを軽くビリビリ破る。何人か振り返ったが気にしない。よくバレなかったな俺。
そしてみの特有のあの顔を浮かべる、途中からにらめっこになった感もあるが。


俺「・・・正解!」


賞金は10円だ、後でくれてやろう。