授業中のオフザケ
物理の授業は後ろの席なので、たまにふざけてもあまりバレなかったり、そんな一コマ。
俺「クイズ!べるおねあ!!」
友「何だよベルオネアって」
俺「気にしない気にしない。それでは奥さん、次は10万円の問題です」
友「俺は奥さんじゃねーだろ」
俺「気にしちゃだめだってば、それでは・・・
紅茶のカップ乗せとしてよく見る皿、あれは『ソーサー』という名前なのですが、ヨーロッパの大衆に紅茶が受け入れられた頃、ある使われ方が流行します。それは次のうちどれ?
・・・」
この間、友達は「あーこれ聞いたなー」とか「あれ、何だっけ・・・」とか言うがコレでもみののものまねをしてるつもりだ。一貫して無視を決め込み微妙な表情を浮かべる。
友「じゃあ○○で!」
俺「○○、ファイナルアンサー?」
そう、この一言を言いたかった。この時友はあーでもないこーでもないと一人で唸っていたが、観念して○○に。俺はダンマリを貫く。
友「ファイナルアンサー」
俺「では、この5万円にはもう戻れません・・・」
そう言ってメモ代わりのルーズリーフを軽くビリビリ破る。何人か振り返ったが気にしない。よくバレなかったな俺。
そしてみの特有のあの顔を浮かべる、途中からにらめっこになった感もあるが。
俺「・・・正解!」
賞金は10円だ、後でくれてやろう。