晩酌って、

一人でやるのもいいもんじゃないかなと思った。いや、たかが18の若造に言われたくないって言われりゃそれで終わりだけどさ。


暗く静まってから、パソコンを見ながら、暖にあたりながら、テレビを見ながら、ソファーでくつろぎながら、そういったなかで独りで飲む。
家族が寝静まった後でも、独り暮らしでも、独りの空間を遮ることはなく、そこでちびちびと飲んでいるのは自分一人、自由に包まれている。
この時間の中では、自分は絶対的な孤独の中に包まれる。だが、それは悪い意味の孤独ではなく、一種の権利みたいなもので。よくよく考えると、大半の人は、皆社会的な集団、学校や、会社、家族の中で生活しているので、孤独の時間など少ない。
そんな社会集団から解放され*1一人の時間に好きなことをする。これは孤独の権利なんじゃないかなと思った。


これは現代文Ⅱの教科書の「砂漠と孤独」のことをふと思い出したから書いたんだけれども、孤独っていうのは権利で、財産なんだと思った。
そう思える俺って幸せなのかもしれん。

*1:嫌な言い方になってしまった;