追記

久々の花火大会、俺は屋台を楽しみに歩いていた
だが最近の屋台は、じゃがバターやから揚げが500円なのが定着してしまったようで、ちょっと楽しみが半減した感じ
そんなこんなで俺は、念願のフランクフルトを探して歩いていた


一軒目、折角のフランクフルトを買ったものの、俺は悔しいめをにあう
なんと、マスタードのボトルが既に空で、屋台の人に渡したら替えをくれなかった
俺としてはとてもショックな出来事
あのケチャップの味とマスタードの味が混ざって、それでこそ美味いフランクフルトだ、と思い込んでいる俺にとってはとてもショック
ケチャップだけをつけさっさと食って、マスタード付きのを探すために歩く
「もう1本食べなきゃ・・・」
「え('A`;)、まだ食うのかよ」
「そうだよ!マスタードがなきゃ嫌だっ!」
人ごみの中を歩く、人の中からフランクフルトの文字を探しては、その方へと引っ張っていった


だが、実際マスタードを置いている屋台が少ないことも分かった
なんでだろうか、時間が遅かったというのもあるが、深刻なマスタード離れが進んでいるのだろうか(゜―゜)
そんな中見つけた、マスタードの置いてあるフランクフルト屋、実に五軒目でのこと


マスタードをたっぷりとかけて、口の中に放り込む。いやぁ幸せだ
と、同時に激しくむせる。情けないので友達には見せないように
これ・・・カラシじゃないすか。最近の屋台ってばみんなそんななのか?
とりあえず頑張って口の中にほおばり、涙を隠しながら友達に向き直っていう
「いやぁ、今の俺は気分がいいから一口食ってもいいよ〜」
喋ろうとするとむせそうになる、沸きあがる咳が抑えられない・・・
二人のうち片方は食わなかったが、予期したとおりもう片方は遠慮なくほおばった、ククク・・・せめて地獄を見てくれ
と思ったらそ知らぬ顔で棒を返してきた。え、平気だったのかよ・・・


とりあえず頑張って食ったけど、なんかマスタードとかカラシとかもういいや・・・